伊豆市章

和来の里 紙谷和紙工房 平成15年2月、「ノスタルジックロマン修善寺推進委員会」と
「修善寺紙を再現する会」が連携し、
「修善寺和紙の里づくり研究会」を発足し、地域の活性化を図るため
「和紙の里=和来(わらい)の里
(和紙の未来・将来を夢見て=色好紙の再現)づくり」を手がけました。
「和来の里」の名付け親は、地元修善寺小学校の五年生。
小学生も地域づくり・まちづくりに積極的に参加意欲を示し、
保護者の皆さん、地域の方々の支援と協力をいただいて活動を展開しています。
和来の里では、修善寺紙(=色好紙)の発祥の地である紙谷地区を中心に、
和紙の原材料となる三椏・楮・雁皮、ねりの原料のトロロアオイを栽培し、
地場産の原材料等による修善寺紙の生産と
樹木と花卉による景観づくりを目指しています。
春には「奥の院春の静寂」イベントにおでかけの折に三椏の花を見ながら、
秋には植栽地の中の「和来の小径」を歩き、トロロアオイの花を楽しみながら
「桂谷八十八ヶ所巡礼」「奥の院秋の静寂」にご参加ください。

■会場:修善寺紙・紙谷和紙工房
■期間:10月から5月まで (要予約)
■時間:
 第1回 10:00〜
 第2回 11:30〜
 ※所要時間は、1時間から1時間30分
■定員:15名まで
■料金:1名 1000円
■予約:希望される一週間前までに電話(0558-72-2501)またはFAX(0558-72-2502)でご連絡ください。
ノスタルジックロマン修善寺推進委員会
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺838-1
伊豆市観光協会修善寺支部内
TEL.0558-72-2501
FAX.0558-72-2502
紙谷和紙工房 〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺1302-1
TEL.0558-73-0315
FAX.0558-73-0315
伊豆市観光地図

修善寺紙由緒 修善寺紙、古くは鎌倉幕府の手紙やお触れ書きに使われていたとされ、
1444年(文安元年)下学集に「修善寺紙 坂東豆州紙名也 薄紅色也」と記され
最も古い史的資料とされています。
また、1598年(慶長三年)徳川家康壺形墨印状を修善寺紙谷の紙漉き文左衛門が拝領し、
製紙原料採集と幕府御用紙製造を許可され、多くの御用紙を生産してきました。
なかでも、1684年(貞享元年)文左衛門の子孫が
五色の紙=紅紙・朱紙・藍紙・薄様鳥の子・かすり紙を漉き、
後に、明治35年頃からみつまたを主とした原料で
「いろよし紙(色好紙)」を漉き、明治末期まで漉造していました。
横縞にとおった簾目と赤色で、非常に薄い紙の特徴を有し、みつまたを原料とした最も古いものとされていました。
しかしながら、明治末期の洋紙(機械紙・工業紙)の大量生産に押され、原料の採集も減少し、衰退してしまいました。
現在、「いろよし紙」の最盛期、明治時代に使用された簀・桁がまだ紙谷の三須家に保存され、
ごくわずかですが「いろよし紙」が残されています。
そのような文化財的価値の高い「修善寺紙」を、現代の手で再興しようと、
「修善寺紙を再現する会」が昭和63年に発足し、現在まで研究を続けてきました。