下田市章

須崎遊歩道

須崎遊歩道

須崎遊歩道 (家族向・一般向) 約2時間45分

コース案内 伊豆七島を眺めながら爪木崎へ

下田港の東にポコッと突き出た半島が須崎半島である。
その南端の漁港、須崎から水仙の咲く爪木崎まで2・8kmのハイキングコースが須崎遊歩道。
道幅1〜1.5m、整備のいきとどいたコースには、
6ヶ所の休憩所、案内標識、解説板、距離標識が設置されているので安心して歩ける。
コースは伊豆七島が一望できる海岸線を歩く岩場コースと静かな山道コース
さらに細間の段までの新ルート海岸コースが開設されたので、
須崎を基点にして岩場コースあるいは海岸コースを経て爪木崎へ行き、
山道コースを経て須崎へ戻るコースがいい。

33観音 伊豆急下田駅から(伊豆下田バス)須崎行バスで12分、
終点須崎で下車し舗装された道を左方向に進む。
5分ほどで天草の網干し場、船だまりの小白浜に着く。
ここから左に民家の間を入るのが岩場コースで、
港をさらに行った堤防の所が海岸コース。
海岸コースは岩場コースの南側(海側)を歩くのでそれだけ海の展望がよい。
ここでは海岸コースを行く。
途中、小白浜から左に民家の間を抜け、急坂を上って庚申堂へ寄っていこう。
石段を上がると正面にエンマ様のお堂、その右上の石室に33観音が祀られている。

細間の段 小白浜に戻りたくさんの船が係留されている船だまりを見ながら進むと
港の外れに遊歩道の案内板がある。
岩場のトラス橋を渡り、木段の歩道を次第に高度を上げて行く。
心地よい潮風と海の展望が楽しめる道だ。
いったん樹林帯に入ってから細間の段を見下ろす高台に出ると、
オォ!と思わず声が出るほどの絶景が待っている。
下れば細間の段に出る。
細間の段は、太田道灌が江戸城の石垣を築くために石材を切り出した場所。
風や波に侵蝕されているが、切り出した跡があちこちに見られる。
岸壁に立つと、利島、新島などの伊豆七島が洋上に浮び、沖には大型船がしきりに行き交うのが望める。
岩場コースに出て、右へ下り岩の多い海岸線を行く。
少し先の小さな入江の中ほどから樹林帯に入る。
海岸特有の亜熱帯植物が繁るうっそうとした道で枝道もあるが案内標がしっかりしているので安心して歩ける。
樹林帯を抜け木はしごを上ると前がパーっと開け、正面に爪木埼灯台が見える。
ベンチがあるので一休みしていこう。
ここからは岩場に敷石された歩きやすい歩道を行く。
田ノ尻へ来ると山道コースのT字路。(帰りはここから須崎に戻る)
爪木崎周辺は自然公園となっていて、遊歩道が整備されている。
見どころは白亜の無人灯台、玄武岩の美しい俵磯、亜熱帯植物園、12月から2月の野水仙の群落、
夏の天草干し、ハマユウの群落、秋はイソギク、ツワブキの群生、
そして昭和天皇・皇后両陛下の御歌の碑などなど。

水仙が咲く爪木崎 帰りは田ノ尻まで戻り、沢に沿って笹原の山道へと入る。
桜や椿も多く見られ峠らしき所を越えると、あとは畑の中の下り。
広い庭のある幼稚園の脇を通るとT字路。正面に小さな鳥居。
左へ曲り集落の中の坂道を下る。
途中、伊豆横道33観音の21番礼所観音寺に詣でていこう。
須崎バス停まではもう近い。
時間のある人は、このまま右側の海岸づたいに
エリカの咲く恵比寿島自然公園まで行ってみよう。