南伊豆町章

長津呂歩道

長津呂歩道

長津呂歩道 (家族向・一般向) 約1時間40分

コース案内 伊豆の最南端を歩く

伊豆の南端、石廊崎の長津呂歩道は城山(標高100m)をぐるりと一周散歩する城山コースと、
奥石廊から池の原を抜け小さな漁村中木への中木コースとの二つに分かれている。
起点の石廊崎港へは伊豆急下田駅から石廊崎灯台行バスで38分、石廊崎港口で下車。
石廊崎港まで徒歩3〜4分。

長津呂 みやげ物店が並ぶ石廊崎港船付場の一角にコースの案内板がある。
城山はみやげ物店前の山で、コースは船付場からぐるりと城山をめぐり、
みやげ物店の前ヘ下る全長約1kmの散策コース。
まず、小型漁船が係留してある船付揚を行くと
船揚げ場やイセエビの網干し場がある。
民宿「竜宮」の脇から石段を上ると巾1、2mの急な道が
トベラやウバメカシ、クロマツ、
ツバキなどが繋る中を縫うように上っている。
いったん下って上るとベンチのある展望所に着く。
ここから近くは南伊豆の変化に富んだ
海岸線、須崎半島、蓑掛岩や神子元島、
遠くは洋上に浮かぶ伊豆大島をはじめ、伊豆七島が一望できる。
地元では、ここを「高見」と呼びボラ漁などの魚見場であった。

石廊崎灯台 ここから、しばらく上り下りがあって白水城趾に出る。
休憩舎などがある園地となっていて、松にまじって数百本の山桜があり春の花見にいい。
白水城趾は鎌倉時代の山城で、中腹にある井戸の水が白く濁るところから白水城と呼ぱれた。
コースはここから大きな2本の松の脇を下って、
まもなく手すりのついた石段が下ヘとつづいている。
途中、城の井戸がある。5分もあればみやげ店前に出られる。
時間があれば石廊崎岬めぐり遊覧船に乗っていこう。
伊豆の最南端・石廊崎の断崖絶壁や岩礁、石廊崎灯台の景観を
海から眺める遊覧船で20分〜30分毎に運航されている。
台湾猿のいる大根島、奥石廊崎など船でなくては味わえない
豪快かつ神秘的な海の景色が堪能できる25分の船旅である。
石廊崎港を左に見下しながら坂を上り切ると
南国らしいヤシの木がたくさんある「ジャングルパーク」の前を通り灯台へ。
さらに伊豆最南端石室神社へ詣でていこう。
神社の床下にある伊豆の七不思議の一つ、千石船の帆柱を見ていきたい。

中木 ジャングルパークまで戻り、熱帯植物3千種の繋るジャングルを味わって行こう。
石廊崎の駐車場を抜けて、広い県道・下田石廊崎松崎線を通り
夏の夕方に咲くユウスゲ畑を見て案内板から右へ折れカヤトの草原を行く。
春にはワラビやアシタバ、ツワブキなどの山菜がたくさん顔を出す。
秋には一面ススキやワレモコウがゆれ雄大な景観が楽しめる。
展望の良い休憩舎で一休み。沖行く船や奥石廊の海岸線が絵のように見える。
この先、雑木やヤマザクラ、ツバキの茂った中に
四国88ヶ所の石塔が、ところどころに見られる。
3体の石仏を通りすぎ、小さな峠を下ると、また県道へ出る。
県道を少し歩いて中木への小径を中木の集落と海を正面に見ながら下る。
途中、石切場跡を見て、やがて中木港へたどりつく。
中木に一泊して「南伊豆歩道-1 -2 -3」とつないだハイキングを計画するのもいい。