南伊豆町章
松崎町章

三浦歩道

三浦歩道

三浦歩道 (家族向・一般向) 約2時間00分

コース案内 絵になる風景がつづく

1965年に松崎〜石部間にバスが開通する前は「伊豆の秘境」と呼ばれていた
松崎町南部の岩地・石部・雲見の三地区を総称して地元の人は三浦と呼んでいる。
バス道路ができる前に、地元の人達が利用していた生活道路に手を加えて造られたのが三浦歩道。
岩地・石部・雲見を結ぶ延長4.6km、約2時間のハイキングコース。
波勝崎歩道4.83kmと結んで歩くのもいい。

岩地 松崎から雲見入谷行、または石廊崎灯台行のいずれかのバスで
富士山と21体の彫刻が置かれた
富士見彫刻ラインを通り10分、一里塚で下車する。
コースの起終点は、
ここからアロエの段々畑を下った岩地海岸にある。
正確に歩きたい人は、バスで一つ先の岩地まで行き、
海岸へ出てから段々畑を一里塚まで上るといい。
上りつめた大木の元に石仏が1体、やさしく迎えてくれる。
山側へ伸びた広い舗装道の脇に
案内標(石部まで2.4km)があるので、これに従い細い段々畑を上っていく。
冬には一面にアロエやマーガレットが咲き水仙・金魚草も見られる。
振り返ると岩地海岸が一幅の絵のように美しい。
石段を上って広い道に出たら右へと下る。
舗装された道が大きく右ヘカーブする手前から案内標にしたがい左へ上る。
別荘の脇を通り、畑の中の小さな四つ角を右へ別荘の裏手へと廻り込む。
平坦で展望のない通を行くと間もなく休憩舎。
かつては、ここからも展望がよかったが、樹木が繁り、今は全く展望がない。

黒崎展望台より 小さな沢を渡る。
椎茸の林を見て少し行った小さな峠に石仏が1体。
宝暦五年と彫られているから、
今から約245年前(1755)の江戸時代に彫られたものらしい。
岩地から1時間ほどで石部。
いったん国道に出て山道川に沿って集落の中へと行く。
澄んだ山道川には、たくさんの鯉が泳いでいる。
むかいばしを渡ると伊志夫(石部)神社。
1月と10月の17日に同神社の例祭が行なわれ、1月18日には悪魔払いの神楽が奉納される。
神社からは少しきつい上り。ジグザグの急な上り道を15分で分岐点。
雲見へ1.52km、石部へ0.76km、展望台へ0.2kmの案内標がある。
桜の林をくぐって黒崎展望台へ出る。ここからは、眼下に岩地、石部の港が一望できる。
分岐点まで戻り三競展望所へと向う。山桜が多い。3月下旬から4月にかけて桜のトンネルができる。
足もとにはツワブキやアシタバが多いので山菜採りにもいい。15分ほどで三競展望所。
正面に御前崎から三保、眼下に岩地の日和山、萩谷崎、遠く堂ヶ島から麗峰富士の姿がある。
赤井浜への道はアロエが咲く荒れた段々畑の長い急な階段。
下り切ると国道に出る。左へ少し行くと石段を上がった所に雲見霊廟。石仏がたくさん置かれている。
赤井浜へ降りると、切りキズや皮膚病によく効くという温泉が湧いていて
釣り人や海水浴客に喜ばれている露天風呂がある。(夏期のみ)
国道から、また山道へと入ると石切場跡。ここは、その昔江戸城修築の際に、間地石を切り出したところ。
切り出した石は船に積むのではなく船の底に吊るして運んだという。
雲見湾に浮かぶ夫婦岩や烏帽子山を眺めながら下ると雲見金沢の終点。
足に余裕のある人は、163mの烏帽子山を上ってみるのもいい。浜にある雲見くじら館へも寄って行こう。