主婦である大人の私が英検5級を受験しました。
「え?大人が5級?恥ずかしくない?」
なんて思う人もいるかもしれませんが、私は全然恥ずかしいなんて思いませんでした。
実際に英検5級を受験し、満点で合格できた私の体験を記していきたいと思います。
英検5級をなぜ受験しようと思ったの?
「おとなの学び直し」が話題になった頃、私も何かやってみたいと漠然と思っていました。
日々の仕事であわただしく過ぎていく時間を、何か形にしたいという思いからでしょうか。
ある日、小学生のお子さんがいる仕事仲間から「小学校で習う英語が一気に難しくなった」という話を聞きました。
聞くと、2020年度から小学校での英語教育が必修化され、以前は中1で習っていた約半分の内容を、今は小学校で学ぶとのこと。
「英語か…。できたらいいけど今更やってもね…」
学生時代は定期テストを受けるくらいで、社会人になってからは英語との接点はほぼなくなっていました。
ただ、たまに見る映画や海外ドラマの英語が少し理解できたらいいな、と思っていたくらい。
なぜかその時のことが頭から離れなかったのですが、たまたま行った書店で英検の問題集を目にしたことをきっかけに、勢いで受験を決めました。
英検5級はどんな試験?
英検では「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの力を試す試験です。
一番やさしい5級から4級、3級、準2級、2級、準1級と続き、最も難易度が高い1級は「大学上級程度」レベルとなっています。
英検5級は中1までの学習範囲を問われます。
長文読解や記述で解答する問題はありません。すべて選択問題です。
単語や短文の穴埋め問題や並びかえの問題で始まり、リスニング問題へと続きます。
英検5級合格に向けて何から始めたの?
英検5級を受験するにあたり、前述の書店で見つけた短期間で全範囲を学習できる問題集を1冊購入しました。
購入した問題集1冊を繰り返し学習し、過去に学んで忘れ去っていた記憶を呼び覚ましていきました。
学生でなくなってから「英語」に関わることがほぼなかったため、最初は曜日など基本的な単語をノートに書きながらのスタート。
少しずつでも続けていると、思い出してくるものですね。
「私でもやればできるんだ」と自信のようなものも芽生えて、受験の日を迎えました。
英検5級を受験しているのはどんな人?
私が受験した時は、ほとんど小学生の子どもたちでした。
見渡すとどう見ても私が最年長…。
受付では「保護者の方ですか?」とも聞かれました^^;
大人は私一人?と思っていましたが、他に数名いらっしゃいました。
周りの子どもたちからは、大人が5級を受けてる!と奇異な目で見られることもなく(実際は思っていたかもしれませんが)、試験監督の方からも子どもたちと同じ対応をしていただけたので、気持ちよく受験できました。
英検5級の受験会場は?
私はインターネットで英検の申し込みをしました。
他に、特約書店やコンビニからも申し込みができます。
試験地は市町村レベルで選択できますが、会場は受験票が届くまでわかりません。
私は居住地にある少し離れた高校でした。
行ったことがない学校でしたが、当日は受験する人たちがたくさんいたので迷うことなく到着できました。
英検5級はどんなところが難しい?
5級の一番難しいところはリスニング。
日常で英語に少しでも関わりがないと、5級でもリスニングは難関だと思いました。
リスニングに対応している問題集を選んだのですが、音源は付属のCDだけでなくPCやスマホで再生できるようになっており、手軽に学習することができました。
CDだとひと手間かかるため億劫になりがちですが、スマホで再生できるとすき間時間でちょこっと再生できるため、気軽に取り組むことができました。
今回は使用していないのですが、問題集以外にスマホのアプリでリスニング対応のものが色々あるので、レベルに合わせて自分に合うものを探すのも楽しいと思います^^
また、英検のウェブサイトでは過去1年(3回分)の過去問が見られるようになっています。
リスニングはイラストを見て答える問題など形式が決まっているので、事前に過去問で慣れておくと良いと思います。
まとめ
今回の英検5級の結果ですが、見事満点で合格することができました。

リスニングが不慣れなため時間があっという間にたってしまい、自信はありませんでした。
なので、この結果には驚きとともに達成感でいっぱいになりました。
受験して本当に良かったです。
今回、私が5級から受けてみようと思ったのは、一つひとつ基礎を固めていきたかったから。
5級からだと無理なく英語学習を始めることができるので、おススメです。
学生時代とは違う「英語」との関わりができる「英検受験」。
気になる方はぜひ始めてみてはいかがでしょうか。