いつの間にか増えているスマホやデジカメで撮影したデジタル写真。
自分の手で写真を切ったり貼ったり飾ったりして、手作りの思い出アルバムを作ってみませんか?
私の子どもが小さかった頃、幼稚園や小学校でアルバムを手作りする機会がありました。
たくさんの写真を行事ごとに分けたページに作り上げていくことはとても楽しく、できあがったアルバムも見て達成感でいっぱいになりました。
子どももとても喜んでくれた良い思い出です。
これからご紹介するのは、初心者の私が自分なりにやってみた過程です。
スクラップブッキングを習っていた訳ではありませんので、基本など違うところもあるかもしれません。
これを見て「やってみよう」と思う方がいらしたら嬉しいです。
スクラップブッキングって何?
スクラップブッキングとは、1980年代にアメリカで生まれたペーパークラフトです。
写真をただ貼るだけでなく、思い出の写真を飾りと共にレイアウトしていくアルバムを作っていきます。
最近はデジタルスクラップブッキングもあり、こちらはパソコンやスマホ上でアプリを使い写真を飾ります。
道具を準備しなくていいというのが利点。
写真を思い出に残したいという気持ちは同じものなので、得意な方、とっかかりやすい方を選ばれるのがいいと思います。
必要なものは何?
写真
まずは素材として写真です。
スマホやデジカメにあるデジタル写真は家のプリンターやお店、コンビニでも印刷できますが、私はネットプリントを利用しています。
ネットプリントは便利でお得に印刷できるので選択肢の一つとしておススメです。
ハサミ、カッター
切る道具です。
まずはハサミがあればOKです。
大きな紙を切る時に、カッターと長さのある定規があれば便利です。
糊やテープ
貼る道具です。
液体の糊やスティック糊、テープ糊など使いやすいものがあればいいと思います。
マスキングテープは飾りながら貼ることができます。

台紙
台紙の選択肢は主に2つあります。
- アルバムに直接写真を貼る。
- 紙を台紙にして貼る。
台紙は、百均などにある色画用紙だと手軽に手に入ります。
文具店や専門店では様々な質感、色、種類の紙があるので、こだわりたい方はぜひ探してみてください。
アルバムの大きさの台紙に作っていき、その台紙をアルバムに張り付けることもできます。
あれば便利な道具
・テンプレート
写真を切り抜く時にあると便利です。
一つの型には何種類か大きさのバリエーションがあるので、まず小さい型で写真を切り抜き、大きい型で色画用紙を写真のフレームになるよう切り抜き貼り付けると、写真が際立つ感じがします。
個人情報保護のため、鮮明な画像にできなくて申し訳ないのですが、こんな感じになるという例です。
・クラフトパンチ
抜き型です。
文具店や百均で購入できます。
紙を差し入れパンチすると、誰でも簡単に複雑な型を作ることができます。
アクセントに使えます。
・折り紙
飾り用に折り紙があると、クラフトパンチでいろんな色の型がつくれて華やかになります。
右下は手芸店にもあるようなワッペンです。
少し立体的な作品になって見栄えもいいです。
作ってみた
選ぶ
まずテーマを決めて写真を選んでいきます。
写真以外の素材があれば一緒に選んでおきます。
子どものアルバムなら、実際描いた絵やことば。
旅行なら旅先のチケットやレシート、箸袋など、意外なアイデアで使えたりします。
レイアウトする
台紙に大まかに写真を並べてみます。
写真の配置を見ながら、切っていきます。
その時、テンプレートなどを使ってもいいですし、フリーハンドで切り抜ぬくとまた味のある仕上がりになると思います。
飾る
写真と素材をレイアウトしていきます。
私の作った実際のページで見てください。
またまた不鮮明な画像で申し訳ないです。
タイトルはパソコンで作り印刷したものです。
手書きでももちろんOK。
左のページは遠足の写真をまとめたもの。
バスやおにぎりを折り紙で作って貼りました。
右のページは七夕。
織姫と彦星はインターネット上にある無料で使えるイラストを印刷して作りました。
短冊は子どもが実際に書いたものです。
クラフトパンチで星の形をいろんな色の折り紙で抜いて作ったものです。
マスキングテープを使ったり、ワッペンやシールなどで飾ったりと、作っているとアイデアがどんどん浮かんできます。
貼り付け
レイアウトが終わったら、糊などで貼り付けていきます。
小さいパーツはピンセットを使うと貼り付けしやすいです。
あとは乾燥させて出来上がり!
まとめ
いかがでしたか?
私の作った過程なので、言葉足らずのところも多いと思います。
ただ写真をアルバムに貼るだけだった私が、スクラップブッキングに出会い、写真を飾りながらアルバムを作ることで知った楽しさは格別のものでした。
今回ご紹介したものはスクラップブッキングの初歩の初歩なので、もっと深く知りたい方は書籍や教室などで学んでみられるともっともっと素敵な作品ができると思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。